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あなたは大丈夫?皮膚病が悪化する原因

秋から冬へと季節も変わり、散歩もおっくうになり暖かい部屋で美味しい食べ物をついつい食べ過ぎてしまう私ですが、皆さんはいかがでしょうか?

そして乾燥がすすむ時期でもありますので、皮膚の痒み、ニキビ、湿疹などで悩まされる方も多い初冬を乗り越える為にはどのように過ごしたら良いのか、桑島靖子先生の【皮膚病 悪化する6つの原因】からご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

皮膚病=体のデトックス

皮膚病(ニキビ、乾癬、湿疹)などは体のデトックスとして現れている症状です。体はデトックスしているのに、私たちにとっては不快な症状なのでステロイドを塗ったり、ニキビなら抗生剤軟膏を塗って抑える治療がほとんどだと思います。たしかにステロイドは炎症を抑えるのですぐ治ったような気がしますが、本来のデトックスはできていない状態のまま、体内に溜まって状態になっているんです。あるところで、もうこれ以上抱えきれないとなったら大火事として、ものすごく大きな炎症を起こしていくのを繰り返してしまいます。症状が出るたびにステロイドを塗り続けると難治化していきますし、何年も使ってる方がとっても多いと思います。

皮膚病の悪化する原因を減らしていき、本来の健康な皮膚を取り戻すことをお伝えしていきます。

 

 

皮膚は排泄器官

 

皮膚は自分のデトックスの排泄器官の一つになります。皮膚の皮脂は自分の過去に食べてきた脂でできています。もし過去に酸化した脂とか、揚げ物・加工食品・ドレッシング・スナック菓子をたくさん摂っていたら、あなたの皮脂は酸化した脂でできた皮脂になります。そういったものを処理するために皮膚を使うと、皮膚から酸化した皮脂が出て、皮膚に炎症を起こすことになります。皮膚は排泄器官だということを前提において下さい。

それでは何が皮膚を悪化する原因なのか、6つお伝えしていきます。

 

 

 

原因①  糖不足

 

糖質制限やファスティング、甘いものを食べたら体に悪いと思って間食をしないなど、砂糖を摂らないようにしてる方が多いんですが、それをやり続けると大きな炎症を起こす様な体になります。それはどういうことかと言いますと、私たちは生きてく上でミトコンドリアがエネルギーを作っていかないといけないんですが、そのミトコンドリアを動かすのは基本的には糖になります。糖をエネルギーとして使います、糖が無くなった時に脂肪をエネルギー源として予備に使います。糖が切れると中性脂肪を分解してエネルギーを得ようとします。中性脂肪は糖と脂でできていて、過去に食べてきた脂でできています。糖が足りなくなると中性脂肪を壊して、中性脂肪の糖を使ってエネルギーにしますが、過去に食べてきた酸化しやすい脂が血中に運ばれてます。その脂が皮脂から出るとアトピーや湿疹・ニキビなどの皮膚に炎症を起こします。糖が皮膚症状を悪化させるのではなく、糖不足で過去に食べてきた脂が遊離することで炎症が起こっていくことがほとんどです。

 

 

 

 

原因②  過去に食べてきた脂

 

過去に食べてきた脂はどんなものですか?炒め物・揚げ物・ドレッシングやスナック菓子に多く使われている油の中で植物油脂という酸化する脂が入っています。「オリーブオイルだったら体に良いでしょ」といっても本物のオリーブオイルも中々手に入りません、他の油とブレンドしているオリーブオイルがほとんどなので実は本物ではないオリーブオイルも酸化する脂になっています。現代人で脂を摂ってない人はいないので、みんなが皮膚に出るわけではないのですが、皮膚をデトックスにしてる方は、酸化した脂が皮膚に出てアトピーやニキビなど皮膚の症状として出やすくなっています。

 

 

 

原因③  ストレスと激しい運動

 

ストレスはいつもより余分にエネルギーが必要です。運動もそうで、生きていく以外に余分にエネルギーが要ります。余分に要るだけの糖が十分なければ過去に摂ってきた脂、現在摂っている脂(スナック菓子・炒め物・揚げ物・コンビニの弁当・コンビニのおにぎり)よく食べてる方は、植物油脂を体に抱えているストレスがかかった時や激しい運動でトレーニングをした時とかに皮膚症状が悪化します。

 

 

 

 

 

 

 

原因④  3年以上オメガ3系の脂を摂っている

 

オメガ3系の脂を3年以上摂っていると、最初はステロイドと一緒で抗炎症としてはいいんですが、根本的に脂の処理をしていないので酸化した脂をより多く抱えることになります。最初は皮膚の炎症が治りますが、何年かすると炎症がさらに大きく体が炎症を処理できなくなって大火事として再発しますので長期間の摂取はやめましょう。過去に私もエゴマ、アマニ油を摂っていましたが今はできるだけ、肉自体の脂を低温調理して食べています。

 

 

 

原因⑤  少量でも長期間ステロイドを使っていた方

お母さんが処方されたステロイドを、赤ちゃんの時から使用してる人、少量で症状が出た時だけしかつかってなくても、何年も長期間使ってると何も問題解決していないのでどんどん溜まってあるところで大火事になって症状としてでます。フィッシュオイルを3年以上摂っている方、少量でも長期間のステロイドを使ってる方は、排泄するのには7〜10年かかります。普通でも3〜5年かかるのですが、酸化すること脂を摂ったりステロイド使用の方は焦らずゆっくりやっていく、やり続けると難治性にはならないです。ステロイドも使用し続けるとステロイドさえ効かなくなってくる方がいるので、そうゆうことにはならないです。

 

 

 

原因⑥  更年期

 

基本的にはすごくエストロゲン過剰になって炎症起こりやすい年代、普通のアトピーじゃない方でも湿疹や蕁麻疹がとっても出やすい年代なので、アトピーじゃない人でも湿疹や蕁麻疹が出やすいんです。元々アトピーを持ってる方は悪化しやすいです。ですから更年期入る前までに、ある程度体のお掃除はしておいたほうがいいです。

 

 

 

 

対策①  悪化するものを減らす

酸化する脂を減らす。揚げ物・炒め物・加工商品・スナック菓子・ドレッシング・体に良いと思っているアマニ油・エゴマ油・フィッシュオイルなど酸化する脂は基本的に摂らないことです。脂がなかったらカサカサするんじゃないの?と言われる方も多いんですが、ちゃんと糖を摂っていれば大丈夫です。摂らないといけない脂は基本的にないですし、動物性のタンパク質を摂っていれば脂はちゃんと入ってきます。

 

 

 

対策②  果糖の多い糖をしっかり摂る

皮膚疾患=血中に酸化した脂が多い方なんですが、酸化した脂のデトックス症状が皮膚症状なので皮膚疾患があること自体血中に酸化した脂が多いことになります。酸化した脂が多い人ほどブドウ糖をうまく使えません果糖の多い糖を摂る方がエネルギーになります。精製された果糖を摂ればいいことでないので、果糖の多い果物や花蜜が良くて、米・パン・麺類・さつまいも・ジャガイモのデンプン類はほとんど果糖がないので、皮膚疾患の時にはデンプン類を減らして果糖の多い糖をしっかり摂ることです。皮膚の疾患が多く出てる時こそ果糖を多く摂らないと、生きてくだけでエネルギーが要るのに、炎症を抑えるエネルギーも余分にいるので皮膚がジュクジュクの方は、ものすごく糖がいります。普通の方でしたら大さじ6〜8杯摂取するのをおすすめしてるのですが、もっと沢山の糖が必要になります。糖を沢山摂ると血糖値が気になる方も多いの思いますが、果糖を沢山摂ってる方は、デンプン類は減らして下されば血糖の問題はあまり出てこないので、安心して果糖の多い糖を摂って下さいね。

そして注意⚠️して頂きたいのが、ステロイドを急に止めると特に40歳以上の方は炎症が起こり始めてしまうので、3ヶ月は覚悟を持って頑張るか減薬で体の体質を改善をしながら気長にやっていかなくてはならないです。皮膚のデトックスは体の中では、浅い症状で起きていて目に見えますが皮膚の排泄を止めるとより深い臓器になります。1番多いのは気管支喘息で、喘息がよく起こります。基本的にはその原因の脂を減らしていくことが本当の健康につながると思います。

 

今まで間食はしてはいけないイメージでしたが、果糖(果物やハチミツ本物)を適度に摂りながら皮膚症状の悩みが少ない、若々しい肌でい続けられるように調理も工夫してみると習慣になったら楽して健美生活出来ますよ。